人物紹介@(楔の神殿・初期)




こんちわ、オーゾ・シャープだ。
今日は『楔の神殿』にいる奴らを紹介するぜ。
え?
デーモン退治に行かないのかって?
いやな、ここ何日間(2010.02.10-15)か、『要石』で行ける所がぜんっっっぶ『ソウル傾向』真っ黒なんだわ。
(※各フィールドには『ソウル傾向』があり、傾向によって『地形』『アイテム獲得率』などが変化する。(例)『ソウル傾向:黒』=『敵強い』『特殊なデーモンの出現』など)
なんか異世界にいる『愛の聖人』記念日の影響らしいぜ。
…………愛の記念日になぜ黒い?
ともかく、こんな状態でデーモン討伐に出向いても、
敵強い→< YOU DIED >×多数→「心が折れそうだ……」
なので、今日は休む。
野犬に何回も殺られて嫌になったとかじゃねぇから、ほんと。
代わりと言っちゃなんだが、俺が根城にしている『楔の神殿』にいる面子を紹介するぜ。
『楔の神殿』は中央が吹き抜けの円形の広間の周りに、最上階や『要石』に続く階段が配置されている。
たいていの奴らは、この円形の広間の近くにいる。
まずはじじいからな。



『名前:鍛冶師エド 属性:ツンデレ』
武器や防具は使ってるうちに駄目になってくる。
それを直してくれる、鍛冶屋のじじいだ。
「武器を鍛えるのなら相談にのるぞ、格安でな」
このご時世、なおソウルをむしり取ろうってとこにイラッ☆、としたのは最初だけな。
「また生きて帰るのだぞ、わしのためにな」
とか言われると、で荒れた心にツンデレ萌…………いや、なんでもねぇ。
肌が半分くらい鱗になってんのは、そういう種族だからなのか?
細い見かけの割に、やたらと腕っぷしが強そうな話しぶりだ。
何そのギャップ萌え。
ストーンファング坑道にじじいの弟がいるそうだが、じじい以上に鉱石フェチらしい。
兄弟そろって、ダメニンゲンダナー。



『名前:大袋のトマス 属性:善人』
『楔の神殿』、いやこの霧の世界一の善人だぜ。
弱そうな声に侮っちゃいけねぇ、元・妻子持ちだ。
娘さんの形見渡した時のトマスときちゃあ、俺ももらい泣きしそうだった。
毎回、使わない武具やら重い鉱石やらを預けるたんびに、
「あんた、無事だったのか。本当に良かった。心配してたんだ」
とか言われると、心に染みるものがある。
「すまないなぁ、あんたばかり戦わせてしまって。俺も戦えたらいいんだがなぁ……」
いやいや、後方支援はまじで大事だから、命は大切にしてくれ。



『名前:心折れた戦士 属性:青ニート』
「要人の坊主にあったか?
 あいつらは勝手な自己犠牲と義務感で俺たちをしばりつけているんだ」
かつては名が知れてたようだが、今はここでぶつくさ言ってる、青いソウル体の戦士だ。
このおっさんの言うことはかなりひねくれてんだが、まあ当たってるんで面白い。
「あんた、またデモンズソウルを手に入れたんだ。
 うらやましいね。
 これであんたは、また化け物に近づけるんだ。
 全部やつらの思う通りだ、はっはっは……」
まあ、否定はしない。
早く人間になりたーい、ってな。



『名前:逃げてきた娘 属性:可愛い敵』
『楔の神殿』の片隅、暗闇に咲く花、金髪の美人さん。
いやー、きれいなお姉さんは大好きです。
あなたを救ったおじいさまの形見に感謝だ☆
名前を教えてもらえないのが残念すぎる。
「ゥンバサ♪」
……気になると言えば、なぜかお姉さんの前に『血痕』があることか。



『名前:従者 属性:懺悔さん』
ボーレタリアに来た、聖者のお付き。
怖くなって一人で逃げてきたらしい。
こんな一般人が、よく生き残ったもんだ。
くよくよくよくよく、よく悩む。
「私は罪深い男です。尊い人を見捨てて逃げてしまった…」
まぁ、戦い慣れてないなら仕方ないんじゃね?



『名前:奇跡の使い手 属性:あんばさ』
宗教関係者って、ほんと笑顔の裏にいろいろ隠すんだな……。
「おお、あなたに神のご加護がありますように、アンバサ」
良さそうなおっちゃんなんだが、信仰心が低いと奇跡を教えてくれない。
おかげで奇跡『回復』(HPを回復する奇跡。アイテムの少ない初期は貴重な技能)覚えられなかったぜ……。



『名前:フレーキの弟子 属性:フレーキ様至上主義』
「貴公、魔術の教えを乞うのか?」
こいつも知力が低いと魔法を教えてくれない。
まぁ態度が最初っからこっちを見下してるんで、ある意味素直だな。
「気をつけて使うのだぞ。本来、貴公ごときが手にすべき力ではないのだ」
はいはい。
「フレーキ様のため、止むを得ないが…」
えー、ちなみにフレーキってのはこいつの師匠で、

知識の探求のためだけ

にボーレタリアに乗り込み、どっかに囚われてるらしい。
すげぇよ、はなっから救助なんてガン無視で、自分のためだけに来てるわ。
この弟子にして師匠あり、ってか。
こいつらに比べたら、俺の好奇心なんて可愛いもんだね。
「そうか、まあいい。早くフレーキ様を助け出してくれ」
あいよー。



『名前:要人 属性:俺様』
『楔の神殿』の上の階にいて、男か女かわからず、老人にも子どもにも見える姿をしている。
かつてはソウルの業(わざ)を使って栄えた一族そうだが、それが祟って世界の大半が失われたらしい。
で、わずかに残った世界もこうして滅びに向かってるわけだ。
「世界を救うために、デーモンを倒して下さい」
なんかこう、「元はと言えばあんたら元凶じゃね?」とか突っ込みたくなる。



『名前:火防女(ひもりめ) 属性:素足最強伝説』
「どうされましたか?」
きたきたきたきた、『楔の神殿』のもう一人の可愛い子ちゃん、火防女ことかぼたん!
集めたソウルを、技能に変えてくれる俺のエンジェル♪
「あなたも、ソウルの力を求めるのですか?」
ここで拒否った時の、かぼたんの声が可愛いんだコレ。
「…そうなのですか…すみませんあなたを…誤解していました。お赦しください」
また嬉しそうな声で言うしな〜。
許す許す、がんがん許すぜ。
そのもじもじっとした素足がまたイイ。
え?
両目を蝋で塗り込められてて不気味だ?
ソウルの力を自由に操れるって、実はデーモンじゃないかって?
気にすんな、性格も素直だし人型だし、種族にこだわっちゃもったいない。
ただで触らせてくれる女の子なんて、そうそういないしな!
「あなたが世界の寄る辺になりますように」
がんばるぜー♪



『名前:オストラヴァ 属性:ヒロイン』
王子だ。
以上。
……いや、もう、なんて言っていいのやら。
この間、王城の地下通路で救出したあと、こいついきなり『楔の神殿』に来ててびっくりしだけどさ。
どこにいるか見てまた、目をこすったね。
『楔の神殿』中央の吹き抜けの上、円く配置された『要石』のうち2つを結ぶ、ほっっそい通路の上に腰掛けてんのよ。
唖然としたね。
高い所、そんなに好きか。
そういや最初の時も、高い場所にいたもんなー……。
「時代は今、君のような英雄を求めているのかもしれませんね」
英雄ってなにそれ悲劇のラストになるフラグか?
しかし、兜つけてるからか知らんが、トマスやじじいも娘さんも、お国の王子とは気づいちゃいない。
あんたも身分を明かす気がない、っつーならそれでいいが。



とりあえず、今『楔の神殿』にいる奴らは紹介しきったな。
王子の例もあるんで、増えてきたらまた紹介するぜ。
とりあえず、『ソウル傾向』が普通になったら倒しに行くかー。


  






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